東横線学芸大学駅近くの成人向け英語教室の講師Yukariが、世界に通用する great communicators を目指す方に向けて、教室のご案内や英語学習に役立つ情報、さまざまな国の文化、出来事について紹介します。

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プラスとマイナスのストローク - T.A. (transactional analysis)を学んで

昨日、小さい子を持つ親対象の人間関係の心理学「交流分析」の講座を受講しました。みなさんは知っていますか?

交流分析(T.A. = transactional analysis)の目指すものは、「自分自身が持つ本来の能力に気付き、その能力の発揮を邪魔する要因を取り除き、能力の可能性を実現し生きていくこと」だそうです。

第一回目はプラスとマイナスのストローク(触れ合い)を学びました。

この講座内で話した個人個人のエピソードは公言しないことになっているので触れませんが、何を学んだか書こうと思います。

ストロークには身体的と心理的があり、それぞれにプラスとマイナスのストロークがあるそうです。

プラス
身体的:抱っこ、手をつなぐなどスキンシップ
心理的:ほめる、認める、名前で呼ぶ など

マイナス
身体的:たたく、つねる、振り払う など
心理的:にらみつける、どなる、馬鹿にする、無視 など

プラスのストロークをたくさん実践することは、子どもだけでなく親にも心の栄養になり、双方にいいそうです。

ただし、プラスのストロークには条件付きと無条件とあって、条件付きのストロークが日常的になると、ママに褒められたくていい子になろうと無理に我慢したり、心が弱くなったり、自分の存在意義を理解できないまま大きくなってしまう危険性があるそうです。


条件付きとは
*いい子にしてたら○○を買ってあげるね。→ 「ママの言う通りいい子にしていなかったら買ってくれないから頑張らなきゃ。」何度もこうされると、子どもは親にほめてもらえるように無理したり我慢するのが習慣になり、のびのびと考えたり行動ができなくなったり、親の言う通りにすればほめられるからがんばらなきゃと嫌な気持ちを抑えつけ無理し続けることになるんだそう。

そもそもいい子とはどういうことか、子どもには理解できないですし。結構親の都合、忙しいから、人目を気にして自分の思うどおりに子どもを動かしたいということが多いそう。

*ママの言うことをよく聞けたからいい子ね。→ 「ママの言うことがきけなかったから自分は悪い子、ダメな子なんだ」
と、繰り返し思うようになり、心が安定せず自分に自信が持てない子になってしまうというのです。


無条件とは
大丈夫だよ
大好き
ありがとう など  ○○をしたから、○○をできたからではなく、純粋にそのような言葉をかけることだそうです。

悪いことをしてしまっても、悪いことをしたことを注意されたのであって、自分を否定されたと思わない。
子どもは、何をしようが、何ができなかろうが、ママからパパから愛されているんだ、大切にされているんだと思うことで、自分に自信を持ち、心を強く困難にも立ち向かっていけるようになるのだそう。

自分が子どもの頃、マイナスのストロークやプラスでも条件付きのストロークばかりもらっていたので、どんなに頑張って成績がよかろうと、何かを表彰されようと、自分に全く自信のない子でいつも自分に否定的でした。自分は生きてる価値がないと30才過ぎまで長いこと信じていました。

あることをきっかけにそのような否定的な自信のない考え(悪い信念)を取り払うことができて、それから私の人生は大きくプラスに変わっていきました。

今では、自分の親は、子どもに対するいい接し方、触れ合い方を知らなかっただけで、でも愛してくれていたんだろうと思えるようになりました。しかし、長年自分が苦しんだ分、自分の子供にはそういうことをしたくないと思っていました。今回の講座でストロークを学び、子どもにはプラスの無条件のストロークをいっぱいあげようっと強く心に誓いました。難しそうですが、がんばります!

アメリカの大学院で英語教授法を専攻していた時、さまざまなteachingだけでなく、生徒さんの能力の発揮を妨げる要因を認識し、それらの要因を取り除き、1.能力の可能性を実現させる方法、2.自分という人間を深く理解し、生徒さんへの接し方、教え方などのアプローチを考えるという勉強などはやっていました。

が、親子・家族間での触れ合いという今回のテーマは、教える(特に大人に)仕事におけるアプローチとはまた異なり、大変興味深かったです。ただ、子ども時代の長年の親からのストロークで、その子の人格や考え方、将来に良くも悪くも大きく影響することを痛感し、大変の学びの多い講座でした。

皆さんはどう思いますか。
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プロフィール

Yukari Naganuma

Author:Yukari Naganuma
日米で20年間、幼児から成人まで教え、現在は独立し成人向けの英語教室を開講。企業研修も行う。

アメリカの大学院School for International Trainingにて英語教授法(TESOL)の修士を取得。アメリカでは、ボストンのNortheastern University、ニューヨークの移民プログラム、日本では、ECC等英語学校大手を含め数校で英語を教えた経験がある。

教材や教授法の研究を続け学会で発表も行う。

元アメリカTESOL会員
現JALT(全国語学教育学会)会員
英語学習アドバイザー

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